UZBEKISTAN · 2025
ウズベキスタンKhiva
十年ぶりに城門をくぐると、記憶より賑やかな古い街が広がっていた。
十年ぶりにKhivaを訪れた。城壁に囲まれたIchan Kalaへ入ると、以前よりはるかに多くの観光客が歩いていた。必要な入場料も増えたように感じ、日本語もあちこちから聞こえてくる。かつての記憶にある静かな街とは、ずいぶん違っていた。
変わった景色の中にも、昔と同じように先へ進みたくなる道があった。
Ichan Kalaは、古いKhivaの内城にあたる。高さ約十メートルの城壁に囲まれ、かつては砂漠を越えてペルシャ方面へ向かう隊商が休息した場所だった。現在の街には、モスクや神学校、宮殿、ミナレットがまとまって残り、中央アジアの伝統的な都市構造を今に伝えている。
土色の壁の間を歩いていると、角を曲がるたびに青いタイルの建物や塔が現れる。狭い通路の先に広場が開き、その向こうにはまた別の門が見える。次に何があるのか確かめたくなり、いつまでも歩いていられた。
観光客が増え、街は以前より整えられていた。それでも、城壁の内側を歩くときの高揚感は変わらない。現実の街でありながら、どこかゲームの世界を旅しているようだった。
十年前とは違うKhivaだった。けれど、私がこの街を好きな理由までは変わっていなかった。
































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