CUBA · 2025
キューバHavana
色褪せた建物の間を、鮮やかな車体がゆっくりと通り過ぎていった。
Cubaと聞いて、最初に思い浮かべるものの一つがクラシックカーだった。実際にHavanaを歩いてみると、道を走るすべての車が古いわけではない。鮮やかに磨かれたクラシックカーの多くは、観光客を乗せて街を巡っていた。
観光のための車であっても、その一台には家族の時間が残っていた。
私たちも一台のクラシックカーに乗せてもらった。運転手は、この車を祖父から引き継いだのだと話していた。これまでにどれほどの距離を走り、どれほど修理を重ねてきたのかはわからない。それでも、一台の車が世代を越えて受け継がれ、今も走っていることに驚いた。
クラシックカーは、それだけでも目を引く。ただ、近代的なビルの間を走っていたなら、ここまで印象には残らなかったかもしれない。
古い建物。路地に面した窓やバルコニー。その間を赤や青の車体が通り過ぎる。Havanaでは、街並みとクラシックカーが重なることで、一つの景色になっていた。























time-lapse0:11


